【注意喚起】滑り台事故が最多!子どもの遊具事故1500件超|春の外遊びに要注意(消費者庁)
消費者庁は2026年2月、子どもの遊具事故に関する調査結果を公表しました。
2009年9月~2015年12月までの約6年間に、全国から計1518件の事故情報が寄せられました。
特に春先の暖かい時期に事故が集中する傾向があり、同庁は保護者に向けて注意喚起を行っています。
主な遊具別の事故件数(上位)
- 滑り台:440件(最多)
- ブランコ:233件
- 鉄棒:141件
- ジャングルジム:120件
事故の内容
- 転落:974件(最も多い)
- 衝突・接触:247件
- 転倒:162件
事故のうち397件は入院や3週間以上の治療を要し、死亡事故も4件発生しました。
被害にあった子どもの約7割が6歳以下という点も見逃せません。
不適切な遊び方による事例
- 滑走面を逆に登っていた男児が、滑ってきた子と接触→頭蓋骨骨折
- 滑り台の上から柵を越えて遊んでいた男児が3メートル下に墜落→背中と胸を骨折
これらは遊具の正しい使い方を守らなかったことが主な原因とされています。
服装や持ち物にも注意を
滑り台の手すりにフードやひも、ポンチョが引っかかり首が絞まる事故も発生しています。
服装・持ち物が遊具に絡まるリスクにも十分な注意が必要です。
事故防止には「安全点検+正しい遊び方の指導」
保護者の見守りに加え、遊具自体の劣化・ぐらつき・構造の不備などがないかの確認も重要です。
とくに春~初夏にかけては使用頻度も増えるため、事前の安全点検をおすすめします。
株式会社HOPEでは、以下のサービスを提供中
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